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集中治療部

診療内容の御紹介

秋田大学集中治療部は日本集中治療医学会の認定施設で、ICU 6床が稼動しています。部長1名と、副部長1名、助教2名が配属されています。部長は専任、副部長は心臓血管外科から1名が兼任しています。現在、専任専属医師は救急部と集中治療部の5名です。看護師数は集中治療部と救急部がひとつの看護単位として、25名が配属されています。ICUでは日勤9名、夜勤4名でそれぞれ1名が救急部を担当しています。看護体制は患者対患者比で、日勤帯は1対1、夜勤帯は2対1です。年間の入室症例数はおよそ400例です。

一般的に、ICUは治療供給の形態によりopen ICUとclosed ICUに分けられます。ICUでの治療を入室前の主治医が行う場合がopen ICUで、治療のすべてを集中治療医が行う場合がclosed ICUです。欧米における治療成績の比較ではopen ICUがclosed ICUに勝っています。しかし、どちらの運営形態を選択するかは、それぞれの施設の事情により異なっています。本邦においては、closed ICUの形式で運営されている施設は少ないです。秋田大学集中治療部では、openとclosedの中間的な運営形態をとっています。集中治療に慣れている心臓血管外科、食道外科などの診療科では、open ICUとして利用し、その他の診療科でARDSやショックなど集中治療を必要とする症例が発生した場合には、診療科医師からの依頼を受けて、closed ICUの形態で救急部専従医と集中治療部専従医が合同で人工呼吸管理、循環管理、血液浄化などの集中治療を担当しています。また、秋田大学附属病院は秋田県の救急医療体制の中で三次救急医療を担当する施設で、ICUでは急性中毒、重症熱傷、ショック、院外心肺停止蘇生後など集中治療を必要とする三次救急症例も受け入れています。

スタッフ一覧

役割 職種 氏名 兼務・所属 資格
部長 教授 多治見公高 救急・集中治療医学 日本救急医学会専門医・指導医
日本集中治療医学会専門医
副部長 准教授 山本浩史 心臓血管外科学 日本胸部外科学会認定医・指導医
日本外科学会認定医・指導医
日本循環器学会 認定循環器 専門医
  助教 小山崇 循環器・呼吸器内科 内科認定医
  助教 本川真美加 心臓血管外科学

主な設備あるいは検査等可能な項目

  • 呼吸不全症例に対して
  • 気道確保:非挿管・喀痰吸引路・気管内挿管・気管切開その他
  • 気道内圧治療:PEEP・CPAPなど
  • ventilator装着による強制換気
  • 一酸化窒素療法
  • 液体換気(導入検討中)
  • 高頻度振動換気(HFO:High frequency oscillation)
  • 循環不全症例に対して
  • 心室補助装置
  • 大動脈内バルーンパンピング法(ABP)
  • 経皮的心肺補助法(PCPS)
  • 肝・腎不全を含めた代謝障害症例に対して
  • 血液浄化療法:CHDF・High-flow HDF・血漿交換を含む
  • 肝補助療法
  • 敗血症症例に対して
  • 吸着療法を含む血液浄化療法
  • 抗サイトカイン療法

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