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レジデント募集
令和7年度(2025年度)薬剤師レジデント募集を以下の通り行います
募集人数
薬剤師レジデント若干名
提出期限
随時
採用試験日
随時 ・・・選考の上、試験日をお伝えいたします
内容
一次選考:書類選考。合格者に二次選考の案内を通知します。
二次選考:個人面接。筆記試験(小論文)。
※個人面接は、対面での面接を予定しておりますが、秋田県外居住者の方は、状況によりZoomを利用したオンライン面接を実施する場合もあります。
応募資格
薬剤師免許所有者または令和7年(2025年)3月までに卒業し薬剤師免許取得見込みの方
提出書類
(1)履歴書(写真貼付、E-mailアドレスを必ず記入すること)
・手書きとパソコンのどちらで作成しても良い
(2)推薦書1部
(3)薬剤師免許所有者は免許証の写し(A4サイズに縮尺調整したもの)
採用予定年月日
令和7年(2025年)4月1日
提出先
〒010-8543 秋田市本道1丁目1-1
秋田大学医学系研究科・医学部総務課人事担当
「薬剤師レジデント令和7年度応募書類在中」と朱書きの上、郵送のこと
※説明希望のかたは「お問い合わせ」からご相談ください
018-884-6462 (直通) 担当/赤嶺
*レジデントは当直業務はありません。
レジデント紹介動画(薬学生タイムズ)
「薬学生タイムズ」に紹介されました!!
特定機能病院×在宅医療薬剤師養成×医療偏在地域での従事[約13分] |
薬学部が『無い県』での経験とは?_インタビュー編[約9分] |
薬品試験室での薬剤師の活躍とは![約10分] |
東北地方の風土&秋田県の医療から見る[約9分] |
薬剤師レジデント制度について
薬剤師レジデント制度は2コースを用意しています。
前期1年、後期1年の2年間 (最大5年まで延長可)
1.在宅医療薬剤師養成コース
在宅医療薬剤師養成コース・・・ 在宅医療に必要な知識(注射剤調製・栄養管理、感染症、褥瘡、緩和ケアなど)・手技を学んでから、保険薬局等への就職を考えているかた
図をご覧ください。保険薬局への就職前に一定の知識を得ることで、今後の活躍の場が広がり、秋田県の地域医療に貢献できます。さらに当院の医療スタッフとの顔のみえる連携がコース修了後も継続して実施できます。地域医療と一体化した薬局を目指しましょう。
2.がん専門薬剤師養成コース
がん専門薬剤師養成コース・・・ がん専門薬剤師として今後活躍していきたいかた
当院は、日本医療薬学会のがん専門薬剤師研修施設です。当院で研修することにより、以下の認定要件を満たすことができます。
・日本医療薬学会が認定する「がん専門薬剤師研修施設」において、本学会の定めた研修ガイドラインに従って、がん薬物療法に関する5年以上の研修歴を有すること。
よくある質問Q&A
Q1.お給料は頂けるのですか?
A.はい、常勤薬剤師と同程度の給与、期末手当、勤勉手当が支給されます。他に通勤手当、住居手当、超過勤務手当なども支給されます。
Q2.保険は入れるのですか?
A.はい、健康保険、厚生年金保険、雇用保険、労災保険に加入して頂きます。
Q3.どのようなカリキュラムですか?
A.カリキュラムの概略を表にお示ししました。
Q4.当直もあるのですか?
A.診療前7時半からの医師からの講義、17時以降の講義、セミナー、カンファランスなどに参加して貰うために、当直には入れておりません。
Q5.保険薬局に勤務していますが、この制度は新卒者が対象ですか?
A.すべての薬剤師を対象にしております。調剤経験者は後期研修からスタート出来まして、病棟での研修が中心になります。
Q6.どのくらいの期間研修できますか?
A.新卒の場合、原則2年、薬剤師歴1年以上のかたは1年間から可能です。がん専門薬剤師になるには5年の研修期間が必要ですので、5年間在籍することも可能です。
Q7.他の研修コースはないのですか?
A.現在のところ、地域医療に特化した2コースしかございません。 秋田県の高齢化問題に対応するために、在宅を含む地域医療で活躍できる薬剤師の養成、秋田県のがん対策推進計画の中にも掲げられているがん専門薬剤師の養成、この2領域における専門薬剤師の養成が急務と考え、我々が秋田県に貢献できる人材育成と考えます。
詳しい話をお聞きしたいかたは、どうぞお問合わせください。
随時、見学、説明会を開催致します。
在宅医療薬剤師レジデント研修カリキュラム(例)
目的
在宅、もしくは居住系施設で療養している要支援者等に薬剤師の専門性を生かしたより良質な医療・介護を提供し、社会的要請に応えるために、他の職種と情報共有を密にしながら、在宅支援チームの一員として、国民の保健・医療・福祉に貢献できる薬剤師を育成する。
研修スケジュール
週間スケジュール | |||||
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月曜日 | 火曜日 | 水曜日 | 木曜日 | 金曜日 | |
8:30 | 抗がん剤 ・ TPN調製 |
抗がん剤 ・ TPN調製 |
抗がん剤 ・ TPN調製 |
抗がん剤 ・ TPN調製 |
抗がん剤 ・ TPN調製 |
9:00 | |||||
10:00 | |||||
11:00 | |||||
12:00 | |||||
昼休み | 昼休み | 昼休み | 昼休み | 昼休み | |
13:00 | |||||
薬剤管理指導/病棟業務 退院時(退)・持 参薬管理指導 (持)を中心に |
薬剤管理/ 病棟業務(退・持) |
糖尿病 カンファレンス |
薬剤管理/ 病棟業務(退・持) |
薬剤管理/ 病棟業務(退・持) |
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14:00 | |||||
褥瘡対策 ラウンド*1 / 緩和ケアラウンド |
薬剤管理/ 病棟業務(退・持) |
褥瘡対策 ラウンド*1 / 緩和ケア ラウンド*2 / 感染対策カンファレンス・ラウンド |
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15:00 | |||||
NSTラウンド*3 / 糖尿病教室 |
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16:00 | |||||
薬剤管理/ 病棟業務(退・持) |
薬剤管理/ 病棟業務(退・持) |
薬剤管理/ 病棟業務(退・持) |
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17:00 | |||||
NST担当者会議(毎月第4月17:30~) | 薬剤部 カンファレンス |
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18:00 | |||||
食道がん キャンサーボード |
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19:00 | |||||
*1 研修前半は褥瘡対策ラウンドへ参加、後半は緩和ケアラウンドに参加
*2 研修前半は感染対策カンファレンス・ラウンドにも月1回程度参加
*3 毎月第二金曜日は糖尿病教室に参加、それ以外はNSTラウンドに参加
年間スケジュール | |||||
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セントラル業務 | 薬剤管理指導・病棟業務 | チーム医療 関連 |
その他 (講義・研修会など) |
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4月 | [AM] |
診療科全般 |
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5月 | 患者さんの ための 疼痛緩和教室 (年2~3回実施) |
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6月 | [PM] 医薬品情報 (DI) |
泌尿器/脳外/消化器外/ 食道外/乳腺外/呼吸外/ 心外/耳鼻 |
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7月 | 産婦人/消化器内/ 神経内/糖尿/眼科/皮膚/ 精神/腫瘍 |
医療安全 講習会 (年数回) |
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8月 | 診療科全般退院時 服薬指導を中心に |
[9月第4週] 薬剤部 カンファレンス 症例発表会 |
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9月 | 褥瘡 研修会 (9月と2月) |
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10月 | [PM] 麻薬管理 補助 |
呼吸器/循環器内科を 中心に病棟活動 |
秋田大学医学部 総合地域 医療推進学講座 フィジカル アセスメント研修 講師 教授 長谷川 仁志 先生 (年数回) |
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11月 | [PM] 麻薬管理 補助 |
抗がん剤 レジメン 審査委員会 (年5~6回開催) |
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12月 | [PM] TDM |
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1月 | NST関連 教育講演 (2カ月に1回開催) |
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2月 | [3月第4週] 薬剤部 カンファレンス 症例発表会 |
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3月 | |||||
備考 | 担当者は退院時/持参薬管理指導を中心に割り当てること | 外部研修会・学会などにも参加・発表 |
レジデント修了者の声
2年間大変お世話になりました。調剤室や管理室、製剤室での業務に加え、TDMや各診療科での病棟業務など、業務が幅広くとても楽しく研修できました。研修終了後も学んだ事を活かせるよう日々精進していきます!興味のある方は是非レジデント制度を利用してみてください!
福田菜月
注射剤の知識・手技、病棟での薬剤管理指導業務、褥瘡・NST・緩和ケアの回診・カンファランス等を通して在宅医療に必要不可欠な知識・症例を満遍なく研修できるのがこのレジデント制度の魅力です。在宅患者さんの安全・安心な薬物療法の為にこの研修で得た知識・経験を活かして薬学的介入を実施していきたいと考えます。
株式会社 ピー・アンド・エス
在宅医療推進室 髙橋隼人