概要
がん診療連携拠点病院とは
「第3次対がん10年総合戦略」においては、全国どこでもがんの標準的な専門医療を受けることができることを目標として掲げています。これをがん医療の「均てん化」といいます。その計画の担い手ががん診療連携拠点病院などを中心とするネットワークです。
がん診療連携拠点病院は地域の医療資源(人や医療施設)に関する情報を収集・整理し、患者さんとそのご家族に適切な情報と診療の提供を行うことを義務づけられています。
地域がん診療連携拠点病院は原則として2次医療圏ごとに1つ設置され、地域の病院や診療所と連携を取りつつ診療を行うこと、およびがん患者・家族への情報提供を行うことになっています。
道府県がん診療連携拠点病院は都道府県ごとに1つ設置され、地域がん診療連携拠点病院が行う業務に加えて、がん診療連携協議会を設立・運営し、役割を担うことが求められています。