国のがん対策推進基本計画では、10年以内にすべてのがん診療に携わる医師が研修等により基本的な知識を習得することが個別目標として明示され、秋田県がん対策推進計画(平成20年4月公表)においては、治療の初期段階からの緩和ケアの実施を行うことが重点的に取り組むべき事項として掲げられました。
本研修会は厚生労働省から通知(平成20年4月1日健発0401016号)のありました「がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修会の開催指針」に準拠したものであり、厚生労働省による医師への修了証書の発行をひとつの目標としています。
現在秋田県健康福祉部および厚生労働省と内容の詳細につきまして確認作業中であることを付記いたします。原則として医師・看護師・薬剤師から成るチームでのご参加をお願い申し上げます。
次年度以降、実態に即してさらに研修計画を改善していきたいと考えております。
時間 | 内容 |
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9:30~9:35 |
開会の挨拶 |
1.身体症状の緩和ケア | |
9:35~10:20 | 1).がん性疼痛のメカニズムと診断 |
10:20~11:05 | 2).WHO方式がん性疼痛治療 |
11:15~12:00 | 3). 疼痛以外の身体症状の緩和 |
13:00~17:30 | 4). がん性疼痛治療についてのワークショップ |
時間 | 内容 |
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9:30~9:35 |
開会の挨拶 |
2.精神症状の緩和ケア | |
9:35~10:20 | 1).精神症状の緩和 |
10:20~11:05 | 2).患者中心のケアの実践:全人的痛みと療養の場の選択 |
11:15~12:00 | 3). 患者中心のケアの実践:全人的痛みと療養の場の選択 |
12:00~12:45 | 4). 専門家への依頼の要点:放射線療法、神経ブロック、在宅ケアを中心に |
13:00~13:45 | 5). がん診療におけるコミュニケーション技術 |
13:45~17:30 | 6). がん診療におけるコミュニケーション技術についてのワークショップ |