1.プログラムの運営組織
中心となる運営組織の名称
秋田大学医学部附属病院 総合臨床教育研修センター
センター責任者
センター長 髙橋 直人
副センター長 安藤 秀明
副センター長 佐々木 志のぶ
副センター長 長谷川 仁志
副センター長 守時 由起
総合臨床教育研修センターの運営体制
病院管理者である秋田大学医学部附属病院長が総合臨床教育研修センター長及び副センター長を任命し,センター構成員(教員)を委嘱する。センター構成員は「メンター」として数名の研修医を受け持ち,2年間を通して指導や相談に応じる。
センター長はセンター運営委員会を定期的に開催し,臨床研修の目標の達成状況を把握・評価し,研修プログラムにあらかじめ定められた研修期間の終了の時までに,修了基準に不足している部分についての研修が行えるよう指導医に情報提供する等,すべての研修医が臨床研修の目標を達成できるよう,全研修期間を通じて研修医の指導を行うとともに,研修プログラムの調整を行う。


プログラム責任者等
秋田大学医学部附属病院卒後臨床研修プログラム
プログラム責任者 長谷川 仁志
副プログラム責任者 南谷 佳弘
副プログラム責任者 髙橋 直人
2.臨床研修プログラム
研修コース案内
秋田大学医学部附属病院 総合臨床教育研修センター
臨床研修の目標
地域医療・保健・福祉の経験に基づく医師としての人格を涵養し,かつ省令で定められた臨床研修の一般目標,行動目標,経験目標を充分に修め,幅広い基本的な臨床能力を身に付け,将来の医療を担う意欲のある臨床医を育成することを目的とする。
研修医による臨床研修病院・施設の選択とカリキュラム作成

秋大病院総合臨床教育研修センター(以下,総合臨床教育研修センター)は臨床研修病院群を形成する他の協力型臨床研修病院及び研修協力施設と共同で2年間の卒後臨床研修カリキュラムを作成する。
共通臨床研修プログラム(通年)
1.献血事業研修コース
献血事業への参加をとおして,輸血療法を支える献血事業の重要性を学ぶ。このコースは,他のローテート科と並行して行うため,ローテート研修に支障が出ないよう,原則月に1回程度とし,総合臨床教育研修センターで日程の割り振りを行う。
指導責任者:秋田県赤十字血液センター所長
研修協力施設:秋田県赤十字血液センター
【一般目標】
適切な輸血療法を行い,善意の献血の有効な使用法を身に付け,一連の研修のみならず,生涯の糧として生かすため,医療の社会性,輸血療法や献血事業の重要性,社会性を理解し,また採血事故等の対処法,さらに献血車の皆さんへの感謝の気持ちや態度を持つことを目標とする。
【行動目標】
- 適切な問診ができる。
- 献血の可否につき判断ができる。
- 感染症のスクリーニングについて説明ができる。
- 血液センタースタッフと協力して活動ができる。
- 採血時の救急(失神,過換気症候群など)に対応できる。
- 血液製剤の種類,用法について説明できる。
- 血液型の検査,判定ができる。
- 適切に血圧の測定ができる。
- 献血の重要性について説明ができる。
- 献血者の不安に対し配慮ができる。
【評価者】
血液センター職員(指導責任者,看護師)
【評価方法】
毎回チェックリストによる評価を,総合臨床教育研修センターに提出する。
2.レジデントレクチャー
週1回,プライマリーケア指導プロジェクトチームによる,症例ベースのプライマリーケア特訓セミナーを実施する。