総務省「u-Japan大賞」受賞について

診療内容・特色

総務省「u-Japan大賞」

 総務省で推進している「u-Japan政策」(※)の一環として、生活やビジネスの様々な場面の課題を解決するICTサービス・システムの事例である「u-Japanベストプラクティス2007」の事例募集に当院から応募した「電子タグによるベッドサイド安全管理システム」(医療情報部 近藤克幸教授)が、「u-Japan大賞」の「2007年度・大賞」を受賞しました。6月1日(木)帝国ホテルにて平成19年度「電波の日・情報通信月間」記念中央式典において総務大臣より表彰されました。

 ※u-Japan政策=2010年に世界最先端のICT国家としてユビキタスネット社会の実現を目指す政策。

 「電子タグによるベッドサイド安全管理システム」は、本院が中心になって開発し、平成16年11月に全国にさきがけて実用化(全面導入)されました。同システムは、患者さんのリストバンドと、本院職員のネームカード、及び注射薬・輸血製剤の電子タグの情報をPDAで読み取り、患者さんと薬剤の組み合わせが正しければ実施情報を電子カルテシステムに記録(誰が、誰に、何を、いつ実施したか)し、組み合わせが間違っていれば警告を表示し誤投薬を未然に防止するものです(詳しくはこちらの総務省u-japanベストプラクティス事例集をご覧ください)。

電子タグによるベッドサイド安全管理システム

 本システムの導入により、薬剤関連インシデント(事故に至る可能性がある事例)は確実に減少し、医療安全の向上と業務効率の改善を両立させる新しい技術として今後の発展が期待されています。

総務省のu-Japan政策ホームページはこちら。

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