中央材料部は、手術用器材をはじめ院内全ての再生器材の洗浄・消毒・滅菌を行う部門と、医療材料の管理を行うSPDセンターの2部門からなる中央診療部門です。業務は院内委託方式であり、特定機能病院である当院の中で行われる高度医療の安全を守り、必要な材料を過不足なく現場に届けることができるように働いています。2011年度より、滅菌物管理システムが導入され手術用器材のトレーサビリティが実施されています。2012年度は、それまで手術部が行っていた業者貸し出し器械(LI)の洗浄滅菌業務が委託となりました。実施方法について学習を重ね、10月から全科の貨し出し器械に対応しています。2012年12月には、県内に初めて手術支援ロボッ卜のダヴインチが導入されたことから、インス卜ウルメン卜の洗浄滅菌も開始しました。中央材料部では、新しい機器や材料の購入についても安全性や価格等を検討し診療支援を行っております。
バーコードによる器材の読み取り
高圧蒸気滅菌装置
SPDセンター内
滅菌物管理システムの端末画面
主要設備 | 台数 | 稼動回数/年 | 平均/月 |
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自動ジェッ卜式超音波洗浄装置 | 3台 | 7,978回 | 665回 |
高圧蒸気滅菌装置 | 3台 | 3,087回 | 257回 |
酸化工チレンガス滅菌装置 | 2台 | 465回 | 39回 |
プラズマ滅菌装置(100S) | 1台 | 1,011回 | 84回 |
プラズマ滅菌装置(NX) | 1台 | 397回 | 33回 |
対象部署 | 部署数 |
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病棟 | 15部署 |
外来 | 24部署 |
中央診療部門 | 7部署 |
SPDセンター…3億7,647万円
直納品…………27億7,528万円
中永 士師明 | |||||
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役割 | 部長 | 職種 | 教授 | 専門領域 | 救急科 |
飯野 健二 | |||||
役割 | 副部長 | 職種 | 准教授 | 専門領域 | 循環器内科 |
本郷 道生 | |||||
役割 | 副部長 | 職種 | 講師 | 専門領域 | 整形外科 |
佐々木 典子 | |||||
役割 | 職種 | 看護師長 | 専門領域 | 看護部 |