当センターは、2002年4月に総合診療部における地域医療への積極的貢献、県内の医療機関との連携強化、疾病・病疹連携を推進することを目的に設置された 「総合診療部地域医療連携室」を前身とし、2007年1月に秋田県がん診療連携拠点病院に指定されたことを受け、同年6月に医療相談室・地域連携室・がん情報提供部門が「相談支援センター」 として統合され、地域医療連携業務・医療相談・がんに関する情報提供を一部署で行うこととなりました。そして、2015年4月、当センターの業務内容を患者さんやその家族に対してより分かりやすく明示するため、「地域医療患者支援センター・がん相談支援センター」と改称しています。2020年には入退院支援センターと統合し、新しく生まれ変わりました。「入退院支援」「地域医療連携」「がん、遺伝相談」「相談支援」の4つの部門で活動しています。
開設時から人員を増やし、2024年は看護師21名・MSW4名で相談対応を行っています。県内唯一の特定機能病院・がん診療連携拠点病院として、入院前から退院後まで「その人らしい」暮らしを途切れさせないために、医療・介護サービスの切れ目ない情報収集と把握・情報提供と伝達・連携等に力を注いでいます。がん相談においては、AYA世代にあるがん患者支援をはじめゲノム医療、希少がん、小児がん等にも対応しています。特に働く世代のがん患者の「就労支援」は実績を重ねています。遺伝看護専門看護師が配属となり、遺伝性疾患に関わる意思決定支援や療養生活支援にも精力的に取り組んでいます。また当院が難病診療拠点病院となったことを受け、難病コーディネーターも配置されています。今後も、院内外問わず、関係機関や部署と協力しながら患者サービス向上に努め、支援していきます。
ご相談の内容につきましては秘密を厳守いたします。お気軽にご相談下さい。
時間
8:30~17:00
受付場所
外来棟1階 地域医療患者支援センター・がん患者支援センター受付
受診科等の相談は、受診当日に総合案内でご相談ください。
看護師が8:30~10:30まで相談に応じております。
河野 通浩 | |||||
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役割 | センター長 | 職種 | 教授 | 専門領域 | 色素異常症 アトピー性皮膚炎 皮膚の遺伝病 |
資格 | 皮膚科専門医 | ||||
安藤 秀明 | |||||
役割 | 副センター長 | 職種 | 教授 | 専門領域 | 緩和ケアセンター |
資格 | 日本外科学会専門医・指導医 消化器外科学会指導医・登録認定医 消化器がん外科治療認定医 日本がん治療認定医機構がん治療認定医 日本消化器病学会指導医・専門医 日本緩和医療学会暫定指導医 日本病院協会医療安全管理者 |
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須藤 貴子 | |||||
役割 | 副センター長 | 職種 | 看護師長 | 専門領域 | 看護部 |
資格 | 看護師 |